七五三の『七』の起源
七五三の『七』は、紐をとって帯を結ぶ儀式!
鎌倉時代。子供の着物は、着物に縫い付けられた2本の紐を結んで止めていました。子供が成長すると、この紐をとって帯を結ぶ儀式が始まりました。
これが7歳前後で、『帯解(おびとき)の儀』といいました。この『帯解の儀』が七五三の『七』に当たります。
ここで、おかしなことに気づきませんか?
なぜ、紐を解いて、帯を結ぶのに、「帯解」なんだろう?
帯を結ぶのだから、本来帯解という名前はおかしいのです。古くは、この儀式、紐解、紐落とし、帯結び、帯祝いと言われていたようです。
ところが、一説によると、五代将軍綱吉が、子供の成長祝いを1つに定めたとき、紐解と帯結を混同して、帯解と命名してしまったとのこと。つまり将軍の勘違いでおかしな名前になったのです。
・・・こんなことあっていいのだろうか??
▼感想はこちらまで。suehiro@sueki.jp
|