鳥の子餅・鶴の子餅はなぜ縁起が良いの?
鳥の子餅の形はなんの形?
「鶴は千年、亀は万年」と昔から言います。日本では、鶴はとても縁起の良い鳥です。鳥の子餅と鶴の子餅は同じ形をしています。この形は、その縁起の良い「鶴の卵」の形なのです。
では、鳥の子餅と鶴の子餅の違いはなんでしょう?
いろいろな説があるようです。例えば、大きいものを鳥の子餅、小さいものを鶴の子餅と言うところもありますし、もち米のお餅で作ったものを鳥の子餅、すあまで作ったものを鶴の子餅と言う説もあります。
私ども末廣屋喜一郎では、後者で伝えられており、餅米100%のお餅で作ったものが『鳥の子餅』、“すあま”で作ったものを『鶴の子餅』としています。
鳥の子餅はあらゆるお祝いで使われます!なぜ??
鳥の子餅(鶴の子餅)は、ハレの日(めでたい日)が末永く続くようにという願いが込められているのです。従って、七五三のみでなく、出産祝い、誕生祝い(生後1年後)、入学祝、卒業祝い、就職祝い、快氣祝い、開店祝いなどあらゆるお祝いで使われます。
七五三では主に内祝いの品として使われます。
七五三では、日ごろの感謝の氣持ちを込めて、お世話になった人に、お赤飯や千歳飴と共に、鳥の子餅(鶴の子餅)を、内祝いの品として配ったりします。
100%餅米の『鳥の子餅』をいただいたら、食べごろの大きさに切って、焼いたりお雑煮にしたりします。“すあま”でできた『鶴の子餅』はそのままいただきましょう。
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