千歳飴の発祥の地は浅草
千歳飴は江戸時代の浅草寺が発祥地
千歳飴は江戸時代の浅草寺が発祥地と言われています。当時、浅草寺で紅白に染めた棒状の飴が「千年」という名で売られて有名になっていきました。七五三の「千歳飴」もこの「千年飴」から始まったようです。
千歳飴は長寿を願った飴
昨日もお話しましたが、「千年」と言う言葉には、特別な意味があったのです。特に昔は、「長い」「長生き」「めでたい」など良い言葉として認知されていました。つまり、長寿を願った飴なのです。
七五三(七五三の呼び名は明治時代からなので、厳密には七五三にあたる儀式)は、もともと関東で盛んに行われていた行事だと言われています。そして、浅草浅草寺で流行った千年飴。当時、子供にとって飴はとてもうれしいものであったはず。だから、子供は本当に喜んだのでしょう。
子供の喜ぶ顔を見て、当然親も喜んだのでしょう。このようなことから、七五三に無くてはならない物になり、千歳飴と言う名前に定着していったのです。
千歳飴は、七五三のお子様に食べさせてあげたり、内祝いでお世話になった方へ感謝の気持ちを込めて、鳥の子餅やお赤飯と一緒に贈ったりします。
▼感想はこちらまで。suehiro@sueki.jp
|