どら焼きと一升餅が大人気。
どら焼きの末廣屋喜一郎〜井の頭和菓子処 末廣屋喜一郎 2002年度三鷹市商店コンクールIT部門優秀賞受賞

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01ネタになる和菓子のお話

お雑煮って何で食べるの?

お雑煮を食べることは、お正月のメイン行事

        
鏡餅は、年神様への供え物で、年神様を移し取り、その霊力を頂き、新しく生まれ変わるための道具だったというお話を前回・前々回のメルマガでしましたね。

それでは、お雑煮とは何でしょう?どうして食べるのでしょう?

お雑煮を食べるということは、単なるお正月の朝ごはんではありません。

もともと、鏡餅と一緒に供えられた野菜や餅を、一つの鍋で煮て食べるというお正月の大切な「儀式」だったのです。

神様に供えたものを食べる、または、神様と同じものを食べるということで、その霊力をいただいていたんですね。そうです。お雑煮を食べることによって僕たちは新しく生まれ変わるのです。

だから、お雑煮を食べることは、お正月のメイン行事に匹敵するのです。

このように神様のお供えを人が食べ、神人共食することを直会(なおらい)と言います。したがって、お正月に限らず、祭りの後などに直会を行うこともあります。

この直会(なおらい)が、お雑煮の由来だとかの柳田国男先生が唱えています。

この説の根拠となっているのが、地域のお雑煮の呼び名です。

例えば、熊本県玉名郡や長崎県平戸市では、「ノーリャー」と、福岡県の一部では「ノウレェー」とお雑煮を呼んだそうです。これらの言葉が、柳田国男先生の説の根拠となっているのです。


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