どら焼きと一升餅が大人気。
どら焼きの末廣屋喜一郎〜井の頭和菓子処 末廣屋喜一郎 2002年度三鷹市商店コンクールIT部門優秀賞受賞

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いちご大福

末廣屋喜一郎&伝統の和菓子文化普及委員会

2004/3/25

職人が作ったいちご大福


やわやわ・ぷくぷく!羽二重餅(はぶたえもち)のいちご大福です。

■ 材料

  ・羽二重粉またはもち粉  50g
  ・砂糖(上白糖)  66g
  ・水  73g
  ・こしあん  約200g
  ・いちご  10個
  ・片栗粉  適量(もちとり粉として)

  ※羽二重粉は、もち粉をさらに細かくしたものです。

  ・色粉(赤)  適量(お餅に色をつける場合)


※今回のレシピでは羽二重餅に色をつけませんでしたが、職人!喜一郎がお店で売っているいちご大福は、赤の色粉をつけています。

 色をつける場合は、色粉を羽二重粉と一緒に入れてください。

■ つくり方

いちごはヘタを取ります

1.いちごはヘタを取って洗い、水気をきっておきます。

※水気が残っていると、包んだときあんこに染み出してべちゃべちゃになってしまいます。しっかり切りましょう。

羽二重粉+砂糖+お水

2.羽二重粉と砂糖を合わせ、水を少しずつ入れて溶かします。

※色をつける場合は、ここで色粉を投入。

※「ダマ」になりやすいので、水は少しずつ、ていねいに溶かします。

生地はさらさらです

※割とさらさらした感じです。

濡れ布巾に広げて蒸します

3.ふきんを濡らして軽く絞り、ザルに広げて生地を流し入れ、20分程蒸します。

(^^)ザルの代わりにケーキの枠や粉ふるいなどでもいいかも

職人は大きなせいろで蒸します

(^^)ちなみに職人はこういう大きなせいろに濡れぶきんを敷き、蒸します

(^^)職人はお餅に色粉を入れています

ぷにぷに ※ぷにぷにとまとまったらOK

※分量が多い場合は、蒸す時間も長くしてください。

(^^)これが羽二重餅です!

こしあんを取って

4.こしあんを20gずつくらいに分け、いちごを包んで丸めます。

※こしあんを取ります。

いちごの場所を作って

※親指でちょっと押して、いちごの場所を作ります。

いちごを乗せて

※いちごを乗せます。

ちょっと埋め込みます

※ちょっと埋め込むような感じ

くるくる回して

※親指・人差し指・中指を使って時計回りにくるくる回しながら周りのあんを少しずつ上方向へ伸ばします

※上方向へ伸ばすのは親指の役目です

いちごを押し込みます ※時々いちごを押し込みます
綴じ目を閉じて

※綴じ目を閉じて

形を整えます

※軽く形を整えます

いちごあん玉の出来上がり

(^^)これからまた包むので、多少いびつでもいいです

ふきんで数回たたみます

5.片栗粉を広げ、羽二重餅を乗せ、10等分します。

※ふきんごと持ってきて2〜3回ふきんを使ってたたむようにすると扱いやすくなります。

職人のアドバイス

細長くまとめて

(^^)職人は片栗粉の上で細長くまとめ、

ぷにっぷにっと切ります (^^)親指と人差し指で切っていきます
平らにして

6.羽二重餅で、いちご入りのあん玉を包みます。

※羽二重餅を手のひらでたたいて平らに広げます

あん玉を乗せてくるくるし

※あん玉を乗せ、親指・人差し指・中指を使って時計回りにくるくる回しながら周りのお餅を少しずつ上方向へ伸ばします

※上方向へ伸ばすのは親指の役目です

あん玉を押し込んで ※時々あん玉を押し込みながら
綴じ目をとじます ※綴じ目を閉じて
コロコロして形を整えます ※綴じ目を底に持ち替え、右手の小指の側面を手前から向こう側へ動かしてお菓子を転がし、形を整えます
職人はあんとお餅を同時に包みます

(^^)職人は、いちご入りのあん玉を作る作業を省略し、羽二重餅とあんこを重ねて、その中にいちごを入れていきます。

…これはちょっと上級編!

出来上がり♪
☆☆☆ 出来上がり ☆☆☆

職人のアドバイス 〜羽二重餅の扱い方〜

羽二重餅は、水の分量を間違えなければ、ある程度冷めてもやわらかいままなので、求肥ほど気を使う必要はありません。

▼冷めて固くなってしまったら
水が少ないと、冷めたときに固くなってしまうことがあります。その場合は、もう一度蒸しなおしてください。

また、冷めないようにするためには、湯煎にかけておくといいでしょう。


いかがでしたか?是非みなさんもお試しいただいて感想をお聞かせくださいね。出来上がった作品(?)の写真も大歓迎です。

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