大福餅の起源「人生大逆転」のお話
江戸時代後期ごろの明和8年(1771年)の冬、小石川に住んでいたお玉さんが作ったお多福餅が大福の前身だと言われています。
お玉は、生活に困っていました。一生懸命考えたのでしょう。そして、生きる ために餅を売ることを思いつきました。その餅の中には、砂糖入りの小豆餡をいれて包み、冬の寒い江戸の夜に売り歩きました。
これより前に、塩餡のうずら餅というものがありましたが、お玉はそれを砂糖餡にして、かごに火鉢をいれて、焼き鍋を置き、寒い夜に熱々のお多福餅を売
ったのです。それから10数年後に、江戸で大福餅となり、ブームになり、広 まっていったそうです。
この本物の大福餅は固くなると言う欠点がありますが、固くなった大福は中火でじっくりと焼く。途中、水をいれて蒸し焼きにしてもおいしいのです。現在では、お餅で作った固くなる大福はなかなか手に入らないと言われます。
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職人喜一郎の本物の大福(夏場を除く)はこちら。
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末廣屋の大福餅は餡入りのお餅です。だからこの大福でお雑煮を作りました。かなりいけます。
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