どら焼きの生地は、厚さ7.5mmの一文字という特製銅板で一枚一枚丹念に焼き上げる。この一文字は銅製の為、熱伝導率が高く、また、普通の銅板に比べて厚みもある為に、熱がよく保たれる。末廣屋喜一郎のどら焼きの第一の秘密がここにある。この一文字と熟練の技により、弱火でじっくりと、むらなく生地を焼き上げることができるのだ。
そして、焼き上がったこの生地で、和菓子職人喜一郎が2日かけて練り上げたこのどら焼きのためだけにつくる『煮崩し餡』を包むのだ。煮崩し餡は、北海道羊蹄山麓の厳選された小豆を使う。豆をつぶさない為に、一晩蜜付けして蜜を十分含ませた小豆を煮出し、丁寧に練り上げている。
末廣屋喜一郎のどら焼きは、職人喜一郎が都合3日かけて作るである。
そんな職人喜一郎のどら焼きは、料理学校の先生や食評論家もひっそりと買いに来る。ちなみにどら焼きミシュニャンで5つ星を獲得した!
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